7・注
(1)「いほぬし」については、増淵勝一氏の「いほぬし精講」(2002年 国研出版)に詳しい。
(2)本朝世紀
平安末期の久安6年(1150)から保元4年・平治元年(1159)にかけて成立。鳥羽上皇の命により信西(藤原通憲)が国史を修撰すべく、六国史の次に書かれるも草稿のまま終わった新国史をはじめ、外記・日記、他の記録を採録編次した草本。
(3)台記
平安末期の公卿・藤原頼長(1120~1156)の、保延2年(1136)から久寿2年(1155)までの19年間にわたる日記。
(4)後鳥羽院庁下文 熊野新宮本願庵主文書 社領・寺領 115 「熊野本願所史料」p.120 熊野本願文書研究会・編 2003年 清文堂出版