1249年・宝治3年(3月18日改元)・建長元年 己酉(つちのととり) 28歳
後深草天皇
北条時頼
2月1日
京都大火 閑院内裏焼失
百錬抄
「子の刻、閑院内裏炎上地を払うと。主上大相国の冷泉富小路の亭に行幸す」
7月20日
佐渡院に順徳院の追号が奉贈さる(帝王編年記)
8月
円玄 興福寺別当に補任される(興福寺別当次第・興福寺寺務次第)
8月
延暦寺衆徒 天王寺別当を園城寺に付することを訴え、一品親王を延暦寺に置く事を訴える
(百錬抄)
9月
良恵 東寺長者に補任される(東寺長者補任・仁和寺諸師年譜)
10月8日
朝廷 沽価法を定む(百錬抄)
12月9日
幕府 北条政村ら3名を引付頭とし、ついで引付衆5名を任じて三方引付を設置
この年
尊覚 天台座主に補任される(百錬抄・天台座主記)
行助 天王寺別当に補任される(百錬抄・三井寺続灯記)
憲深 醍醐寺座主に補任される(本朝高僧伝)
日蓮 叡山に帰り定光院に住すと伝う(本化別頭仏祖統記・日蓮宗年表・富士年表)
日蓮 書を著すと伝う
「諸願成就抄(五波羅蜜抄)」
(定3続編5・P1957、校3真偽未決書1・P2755)
遊学中
本満寺本、真蹟なし
録外19-34、遺2-11、縮38
*平成校定「五波羅蜜抄(諸願成就抄)」